CANDy BLOODの始まり物語り
携帯ケースとスマートフォンケース専門店
「可愛い携帯ケースって売って無い、、、」から始まった。
「あっ、、、また落としちゃった、、、」
彼女は、またケータイを落とした。
「またか。いい加減にしろ、、、毎日何回落とすんだ?」
と僕が言う。毎日必ず落とすか無くしては探すを繰り返していた彼女。
「何でこんなに落とすんだろう?私って、、、。」
そう彼女が言った。
「お前、携帯ケース買って来てそれに入れておけ。」
そして次の日、彼女が携帯ケースを買いに名古屋中を探しに行きました。
もちろんこの話、すべて本当の話です。
どこを探しても可愛い携帯ケースが売ってない、、、
「可愛いケータイケースが売ってなかった。」
彼女がそう言って帰ってきました。
「そんな訳がないだろ、携帯電話がどれだけ普及してると思ってるんだ。探し方が悪いんだろ。」
と、僕はその時は本気でそう思っていました。
次の週、一緒に携帯ケースを探しにそこら中を探しまわると、本当に彼女が言うようにお金を払って欲しいような携帯ケースがまったく売ってないんです。
そして僕は言いました。
「俺が作ってやる。」
次の日、僕が作った携帯ケースが、のちのちテレビ局までもが取材に来る事になろうとは、この時には思ってもいませんでした。
「何コレ、、、可愛い!」
革の端切れと道具を買って来た俺は頭の中でイメージしていた、『こんな携帯ケースがあったら彼女が欲しいだろうな?』というイメージをそのまま形にしてみました。それを渡した彼女は、本当に驚きました。
革の端切れと言っても、僕は男です。と、言う事は、とにかく“こだわる”んです。男の料理ってこだわりが強いという話は有名ですが、モノ作りもその通りだと思うんです。僕はこだわりが小さい頃から誰よりも絶対に負けないくらい強い子どもだったそうです。この時から今と同じように、革の端切れと言っても良い革の高い素材を選んで買いました。
「え!?何コレ!?、、、、すっごい可愛い!」
そして、その携帯ケースを使い始めて1ヶ月間毎日、仕事仲間や友達たちから注文が入りました。
「可愛い携帯ケース!どこで買ったの?私も欲しい。携帯ケースって、可愛いの無いんだよね。」
「これ、彼の手作り。可愛いでしょ?」
「えぇ〜?私のも作ってくれない?彼に聞いてみてよ。」
「え?、、、じゃぁちょっと聞いてみるね。」
作り話のような話ですが、こんなやり取りが1ヶ月間起こり最初の1ヶ月間で入った注文の数は36個でした。しかも、買ってくれた人たちと言うのは、“お洒落の中でも最先端のプロの人ばかり”でした。彼女の本業はモデル。撮影現場で会う人達はヘアメイクさんやスタイリストさん、カメラマンさん、照明さん、雑誌編集者さん、そして同業者のモデルさんたち。そんなお洒落の最先端をいく人たちからの注文ばかりでした。最先端を仕事で見ている、ファッションのプロに受け入れられる携帯ケースを作っていた事に気づきませんでした。







彼女が使うためだけに作ったひとつの携帯ケースが、こんな騒動を引き起こすとは、まったく予想すらしていない事でした。ここから、CANDyは完全にファッションのプロに使ってもらうためのクオリティー向上と、撮影現場で使い勝手のいい携帯ケースを作るヒントをもらいました。
「ホームページ作って売ったら?絶対にみんな欲しいよ。」
注文が入るたびに
「お店出したら?」
「ホームページ作ったら?」
と口を揃えたようにみんなが言ってくれました。しかし、僕には当時ホームページというものがどういったモノなのかも、まったく知りませんでしたので、知識も何もありませんでした。迷った挙げ句、業者にホームページを作ってもらう事にしました。その後、ホームページをつくり、ネット販売だけの携帯ケース専門店オープンしました。
『本当にパソコンなんかで、注文が入るのかなぁ?』
と、最初は半信半疑でした。でも、ホームページを作るとすぐに注文が入りました。1日にアクセス数が15件ほどしか無かった時の話です。そしてテレビ局からの電話がかかってきたのです。
「テレビに出てもらえませんか?」
30代の女性たちから、入った200個の注文
僕は、耳を疑いました。と、同時にうさんくさいと思い、その話をも疑って掛かり、その挙げ句電話をかけてきたテレビ局の人に僕はこう言いました。
「なんでうちなんですか?どんな番組ですか?」
すると、思っても居ない展開になっていったんです。
出演依頼の理由はこうでした。
「機種に合わせてハンドメイドで作る携帯ケースは、全国を探してもCANDyさんだけでした。しかも、革で作っているオシャレで可愛くて、こんな携帯ケースを初めてみました。今回の番組の企画内容にぴったりなんです。今、全国でたぶん1番素晴らしい携帯ケース屋さんだと思いますよ。」
と、嬉しい事を言ってくれて、僕はすぐにその話に流される事にしました、、、。しかも、当日のゲストは長谷川理恵さんとの事で、その後企画もどんどん大きくなり
「CANDyさんメインで番組をすすめる事にしました。当日長谷川理恵さんの携帯電話に合わせた携帯ケースを手渡すっていう企画にしようと思うんですけどどうですか?」
「その話、反対する理由って、どこかにあるんですか?」
と、もちろんOKですと即答しました。そしてすぐに長谷川理恵さん本人が使っているという携帯機種を聞き、制作を始めたんです。
番組当日は生放送。この日のために作った携帯ケースが次々に紹介されていき、ゲストで来ていた長谷川理恵さんに番組中に手渡されました。長谷川理恵さんの携帯電話の機種を聞いていたので、サイズもピッタリでした。番組終了後、プロデューサーの粋な計らいで長谷川理恵さんの楽屋に連れて行ってくれました。長谷川理恵さんは、こちらから話す前に僕に次々に質問や話をしてくれて、それまでファンではなかったのですが、その日以来ファンになりました。肌のキメが細かくて透き通っていました。
番組が終わり、家に戻り何気なくパソコンを開くと、そこには注文メールが止まる事無くズラ〜っと流れていました。
『?』
何がなんだか分からず、最初に思ったのが
『パソコンが壊れた』
でした。
ホームページから注文は入ってはいましたが、アクセス数は1日15件くらい。せいぜい一日に注文は1個か2個だったので、まさかそれがその日1日だけの注文だとは、まったく想像もできませんでした。テレビの力がコレだけ凄いという事を知らなかったので、驚きました。そして、もうひとつ驚いた事がありました。それは、最初は20代の女性に受け入れられるだろうと思っていたのですが、ご注文フォームにアンケートから、ご注文頂いた方の9割が30代の女性たちだったのです。それからです。30代の女性が使ってくれるんだ、という明確な想いで携帯ケースを作るようになったのは。だからこそ、30代の女性の好みをお客様から聞きながら携帯ケースを改良し続けているのです。
これが、CANDy BLOODを始めたキッカケの物語りです。
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