どうしても言いたい事

どうしても言いたい事

価格について、どうしても言わせて下さい。



私たちの作るレザーアイテムは、高いと思う方が大半のようです。



それも分かって、この料金設定をしているのですが、なぜ、この価格を付けているのか?という事をどうしても言わせて欲しいと思い、今から書きます。



特に私たちの作るiPhoneケースは、高額だと感じる方が多いと思います。



なぜ、iPhoneケースの手帳型タイプが一律35,000円で、手帳型ではないタイプが一律25,000円の値段が付けられているのかについて今回ここで書かせてください。



まず、最初に書きたいのは、私たちは制作にかかる実際の労働時間を基準にして値段をつけています。現在は、材料費はあえて計算してまでは含んでいません。



例えば、私たちの作っている、一律25,000円の手帳型ではないタイプのiPhoneケースだと、注文を頂いてから完成するまでにかかる時間は、iPhoneの形にケース自体に、形状記憶させるために合計72時間乾燥させる時間も含めると合計約80時間~90時間かけて作ります。



実際に私たちが手を動かしている「制作時間」はと言うと、デザインによりますが大体平均すると、15時間ほどです。(デザインの凝ったものになると30時間以上かかるものもあります。)



 これは実際に何度も何度も何度も計った事があるので本当にこれくらいの時間をかけて作っています。



25,000円を15時間で割ると、1666円です。



これってもらい過ぎているのでしょうか?



時給換算すると、私たちは1666円で働いている訳です。しかも、毎日必ずiPhoneケースのご注文が入る訳でもありません。



私たちは、アルバイトではありません。この中から革を仕入れて材料を仕入れるので、手元に残るのは半分ほどになります。



なぜ、こんな事をどうしても書きたかったのか?と言うと、「高い」と何人もの人に言われたから、、、ではありません。



 もちろんたくさんの人に、そう思われているとは思いますが、そんな事ではなく、先日、立て続けにこんな事が連続であったからなんです。



まず最初は、先日、ハウスクリーニングの業者さんとの会話の中で、こんなやり取りをした時の事です。



私が、CANDy BLOODの店舗内にある厨房のクリーニングの見積もりを、その業者にしたんです。



すると、「まるっと1日かかるので5万円です」と言いました。税別です。



まる1日と言っても、朝9時から夕方5時までです。しかも昼休憩も1時間ありますので、労働時間は7時間でした。



しかし、その見積もりに、私はなんとも思いませんでした。相場が分からなかったというのもありますが、「人が1人、1日仕事するんだし、専門業者だから、それくらいするんだろう。」と、単純に思ったわけです。



実際、大変な仕事だ、とか手間がかかるから、という事を、しきりに言っていましたが、そんな事は最初から重々承知だったので、「ごもっともだし、大変だろうな」と素直に思っていました。



 そもそも厨房のクリーニングが大変そうだから、業者にお願いしようとしたのですから。



しかし、本題はここからです。



私が、なぜここでどうしても価格について書きたいと思ったのか、というと、この後のやり取りで、その業者が言った言葉でした。



そのハウスクリーニング業者は、逆に私に「革でダーツのケースをオーダーで作りたいので、見積もりを出して欲しい」と言いました。



見積もりを出すには、制作時間がどのくらいかかるのかを逆算しなくてはならないので、「どんなダーツケースが希望なのか?」と詳細を聞いていきました。



すると、「シンプルな感じで良いですよ。シンプルな感じだから簡単でしょ?この前、ネットで探したら4000円くらいで売ってたから、そのくらいで作って欲しいんです。」と言いました。



私は、シンプルなものでも最低1日はかかるから4000円では到底作れない、と言いました。



すると、「それくらいかかるのかも知れないけど、シンプルなものだから1万円までで作って欲しい」と言いました。



その時、私はこのハウスクリーニング屋さんは、何か基準がおかしい、と思ったんです。



何でハウスクリーニングの場合は丸1日かかる仕事で、5万円の見積もりを出しても良くて、私が、革のダーツケースを1日かけて作る場合は、1万円で作って欲しいと言うのでしょう?



立て続けに、こういう事もありました。



美容師さんが、シザーケースを作って欲しいとご来店しました。



その時にも、先ほどと似たような内容の話が繰り広げられました。



15000円くらいでシザーケースを作りたい。デザインは、こんな感じでハサミが4本入って、革は蛇の革も使いたい、、、



私たちCANDy BLOODで、普通に見積もりを出すと少なく見積もっても、手間暇のかかる作業なので3日間はかかるので、安く見積もったとしても、8万円くらいは最低でも頂かなければなりませんでした。



しかし、その見積もり金額を聞くと、その美容師さんは、



「え!高い!そんなにするの?」



どうしても15000円くらいで作りたいと言います。



私は、この時も馬鹿にされている気分になり、お断りしました。他へ行ってと。



先に挙げたハウスクリーニング屋さんは、1日働いて5万円の見積もり。



美容師さんは、カットで4000円頂き、1日で大体8人くらいカットする、と言っていました。8×4000=32000円1日で稼ぐ計算です。



厨房は、一度クリーニングすると大体2年後にまたクリーニングした方がいい、と言っていました。髪の毛は1、2か月でまた切りに行きます。



機種変更するかも知れないので、2、3年で変える可能性もありますが、私の作るiPhoneケースは、おそらく10年くらいは使えます。



何かがおかしい、、、そう猛烈に思ったんです。私たちの費やす時間が、何でこんなに無下にされるんだ!、、、と。



私たちは、ハンドメイドで本当に手間暇をたっぷりかけて、丹精込めて作っています。でも、そういう事って、人には理解してもらえません。



 ハウスクリーニング屋さんと美容師さんにも理解してもらえないのですから、おそらく他の普通の人にはもっと理解してもらえないでしょう。



既製品と比べられているからというのは、十分に分かっています。



スマートフォンケースに25,000円も払えるか!「25,000円は高い」と思うのは、既製品の3000円のiPhoneケースと比べられてしまうからです。



私たちが無名で聞いたこ事もない小さなブランドだから、というのもあると思います。



だからと言って、安価な誰でも買えるようなiPhoneケースを作る気はありません。



もっと簡単に手を抜いて適当なiPhoneケースなら、1日に10個くらい、もしかしたら作れるかもしれません。



でも、そんな事に興味なんて持てません。モチベーションが上がりません。



私たちが関わりたいと望むお客さんは、こういううちに来た、ハウスクリーニング屋さんや美容師さんのような感じのお客さんではありません。



私たちが関わりたいと望むお客さんというのは、



こういう話を聞いてくれて理解してくれるお客さんです。もしくは、最初から理解してくれるような、余裕のある人です。余裕というのは器という意味での余裕です。



確かに、該当するお客さんは少数しかいません。



それでも、少数のお客さんですが嬉しいメールを下さるお客さんも少数派の中にもたくさんいます。



侮辱されたような気分になったので、ここで書かせてもらいました。こんな愚痴を最後まで読んで頂いた方がいたら、ありがとうございます。







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